Windows 10 2004 でプロトコルエラー(0x112f)でリモートデスクトップできない場合の対処法

久々に外出し、外から自宅の Windows 10 の PC に Windows リモートデスクトップをしようとしたところ下記のエラーが表示され、接続できませんでした。

プロトコル エラー(コード: 0x112f)のため、リモート セッションは切断されます。リモート コンピューターへの接続をもう一度実行してください。

プロトコル エラー(コード: 0x112f)のため、リモート セッションは切断されます。リモート コンピューターへの接続をもう一度実行してください。

macOS や Android からは正常に接続できたため、Windows のリモートデスクトップクライアントとの相性のようです。

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ConoHa for Windows Server がリリースされたので、Windows Server 2016 の動作検証をしてみた

ConoHa for Windows サーバー追加画面 拡大

このブログのサーバーでもお世話になっている GMO インターネットの ConoHa で、Windows Server がリリースされたとのことで、早速テストしてみました。

実は、2015年5月のサービスリニューアル前は、Windows Server 2008, 2012 が標準で提供されていましたが、今回3年ぶりの復活となります。

リニューアル前に、テスト目的で ConoHa に Windows 10 プレビュー版をインストールしてみた記事を思い出したので、それとの比較もしつつ紹介したいと思います。

Windows Server の作成

通常の Linux のサーバーの作成と同様の画面に「Windows Server」というタブが追加されており、Windows Server 2016 Datacenter Edition とその SQL Server 版が選択できます。

ConoHa for Windows サーバー追加画面

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Windows Server 2012 R2で使えるSystem Center 2012 R2 Endpoint Protection

普段使っていない OS でのちょっとした互換性の確認をする際、Windows 7 や 8.1 といったコンシューマ版 OS の評価版より、サーバー版 OS の評価版の方が評価期間が長いため利用することがあります。

最近、Windows 10 に移行したため 8.1 互換の環境として Windows Server 2012 R2 の評価版をインストールしたのですが、セキュリティ対策ソフトがインストールされていないようです。

Windows Vista や 7 ベースの Server 2008, 2008 R2 では Microsoft Security Essential がインストールできました。

しかし、Windows 8 では OS 標準の Windows Defender に統合されたため追加でインストールできないものの、サーバー OS には Windows Defender が利用できないようです。

調べてみたところ、Security Essential と同じ検出性能の System Center 2012 Endpoint Protection がいいとのことで、大学の MSDN より、「System Center 2012 Configuration Manager and Endpoint Protection with SP1 32/64-bit」をダウンロードしました

[H27.09.26] System Center Install Error

しかし、「このプログラムでは、Windows プログラム互換性モードはサポートされていません」と表示されてしまいました。
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Windows 7用 Internet Explorer 11リリース

11月7日にWindows 7向けの最新版ブラウザ「Internet Explorer 11」がリリースされました。
ダウンロードはこちらからできます。
現在のIEはダウンロードセンターではなく公式サイトから配布で、使用しているOSに応じたIEをダウンロードすることができます。

Windows 7環境をバージョンアップしてみました。

更新前

Internet Explorer 10 バージョン情報
画像はWindows 7版IE10
(10.0.9200.16721 : 更新バージョン 10.0.10)

更新後

Windows 7にインストールしたIE11のバージョン情報です
画像はWindows 7版IE11 (11.0.9600.16428)

インストール後に再起動を求められた以外は特に問題なくインストールできました。ただ、インストール完了後に表示されたページが上の画像のように英語だったのが残念。日本語ページは存在しているので近日中に修正されることでしょう。

省電力化や高速化されたとのことで、今までネットサーフィンの速度に不満を持っていた方にもおすすめです。

Windows 8.1に搭載されているIE11との違い

Internet Explorer 11 (Windows 8.1)バージョン情報
画像はWindows 8.1版IE11
(11.0.9600.16384 : デスクトップ版のバージョンも同じ)

Windows 8.1に標準でインストールされているIE11にはある機能の一部がWindows 7では搭載されていないようです。
詳しい説明はInternet Explorer 11 開発者向けガイドの「Windows 7 での IE11」にありますが、SPDYやEncrypted Media Extensions(HTML5の動画機能の一つ)がないみたいです。

Windows 7のセキュリティパッチがリリースされる延長サポートは2020年まで続きますが、メインストリームサポートは2015年で終了なのでWindows 7向けとしてはこれが最終なのか、Windows 8から8.1のように来年の10月に8.2?がリリースされるのであればIE12まで対応するのか。気になるところです。
なお、Windows XPはIE8、Windows VistaはIE9までの対応でIE11のインストールはできません。

普段はOpera 12.16を使用しているためIEを開くことがなかったのですがこの機会に少し使ってみたいと思います。

【未解決まとめ】Kernel-Power 137(MTTR)問題

の記事の続編になります。
(検索エンジンでお越しの皆様、具体的な解決策が示せず申し訳ありません。ここで紹介している内容でこちらで効果がなかったという操作でも環境によっては改善する場合があります。)

Windows 8でスタンバイ、休止状態、高速スタートアップ有効時のシャットダウンを行った際に毎回MTRRに関するイベントが記録されます。

システム ファームウェアがスリープ状態への移行 (S4) の際にプロセッサの MTRR (Memory Type Range Registers) を変更しました。これによって、再開のパフォーマンスが低下する場合があります。

いろいろ試してみましたがやはり解決せず、この問題について検討するのはやめようかなと思います。
先日帰省したときに触った実家の自作PCにも同じエラーがありましたのでそれについても併記したいと思います。

エラーが解決しなかった内容(以前のブログ記事で紹介した物も含む)
ただし・・・でもという環境は同じ不具合のある実家のPCの環境です。

  • マザーボードをP8H67-I→P8H77-Iに交換。ただしGA-H77-D3H-MVPとCeleron G1610(Ivy Bridge)でも同じ不具合
    (どちらもWindows 8対応をうたっていますが発売自体はWindows 8発売以前です。
    対応したマザーボードを交換すると解決するそうです。)
  • 永久保証を使用してメモリを交換 シリコンパワー 4GBx2枚組 SP008GBLTU160V22
    (片道の送料を負担するのみでOK。どこかのメーカーみたいに海外に送らなくていいのが良い。
    CPU-Zによると2013年製造になっていました。マザーボードで動作確認しているメモリに変えてみたいですが、購入時よりメモリが高くなっていて買いづらいです。)
    ただし、CFD W3U1600F-4G(Buffaloチップ)でも同じエラーが出ています。
  • SATAポートをSATA3からSATA2へ変更
  • Windows 8.1 64bitやWindows 8 32bitを入れてみる。
    (これにより元々使用していたWindows 8のDVD自身のエラーでないことを証明)
  • HDDをGPTではなくMBRフォーマットでインストールしてみる。VHDブートも試してみる。
  • SATAモードをAHCIからIDEにしてみる。
  • PCI-Eカードと光学ドライブを外してみる。
  • KEIAN KT-CUBE-ITX01搭載300W電源からZUMAX ZU-400Nにしてみる。
    (どちらも古い物ですがHaswellに交換しない限り電源が問題にならないと思います。
    また、80 Plusに対応したHuntKey Jumper350の環境でも同様のエラーが発生しています。)
  • UEFIからCPUの省電力設定を無効にしてみる。

今月何回Windowsのインストールをしたことか。

HPのWindows 7ノートパソコンやCore 2 Quad環境にWindows 8をインストールしたところ特にこのエラーは発生しませんでした。いずれもUEFIではなく従来のBIOSですので、ASUSマザーボードのUEFIとの相性が悪いという可能性も考えられます。
現在の環境においてもWindows 7 SP1をインストールする限りはこのエラーはありませんでした。

また、CPUもCore i5-2405Sと省電力モデルを使用しているのでそこで省電力モード移行時のトラブルも考えられます。
もしかしたらCPUの移設時にCPUの電極を一部損傷しているとかも考えたらきりがありません。

解決になっていない解決策ですが。

  • 高速シャットダウン無効化+Deep S4の使用でエラーが出なくなる。
    (メモリかソフトの影響かもしれないがDeep S4でも復帰時にたまにOSが応答なしになることがある)
  • マザーボードを買い換える
    Windows 8登場以降に発売されたHaswellなら良さそうですがCPUも買い換えになるので大変。
    逆にUEFI非対応のマザーボードにダウングレード(?)したらエラーは出なくなる。
  • UEFI設定を一つずつ調整してみる。
    (時間があるときに試してみます。)
  • 電源は関係なさそう。メモリは変えてみてもいいかも。
  • グラフィックボードを刺してみる。
    Core 2 Quad環境のグラフィックボードを使用するとどうなるかということです。ITXですので1つしかないPCI-Eをテレビキャプチャで使用しているため常用は無理ですが。
  • サポートセンターに問い合わせてみる。
    P8H77-Iは対応しているはずなので聞いてみてもいいかも。ただし、動作確認されたメモリの交換を推奨されそう。
  • Windows 7に戻す。
    そもそも8や8.1でのみ起こる問題なので安定している7に戻すのも一つです。