CentOS Stream 9 だけど Rosetta for Linux を使いたい

macOS UTM Rosetta for Linux

M1 / M2 Mac で VM を動かすために、UTM を使用しています。

基本的には ARM64 で動作しますが、x86_64 なバイナリを動かしたい場合、

  • QEMU で x86_64 エミュレーションをするか
  • Apple 仮想化で Rosetta for Linux を使う方法

があります。

QEMU で x86_64 エミュレーションの場合、カーネルなどもエミュレーションされるため、完全に仮想化されるメリットはありますが、起動にも時間がかかってしまいます。

Rosetta for Linux であれば、必要なバイナリエミュレーションされるため、起動などは高速です。

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Developer preview 版の VirtualBox for macOS / Arm64 (M1/M2) を使ってみる

M1 / M2 Mac で仮想化を行うために、

を使用する方法がメジャーです。

また、VMware Horizon も対応していますが、後発ということもあってかあまり情報がありません。

VirtualBox について

Intel Mac や Windows ではよく用いられている VirtualBox については

現在は「Developer preview for macOS / Arm64 (M1/M2) hosts」という扱いになっています。

日本語の情報を確認しましたが、「Windows ゲストは動作しない」という情報はありますが、Linux 系については情報が無く、もしかすると、テキストなら動作するかもしれない?ということで確認してみました。

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Windows 版 QEMU(qemu-system-x86_64.exe) で Chrome OS Flex を起動する

開発版の情報です。アップデートによりこの情報が古くなる可能性があります。

Chromebook などの専用デバイスではなく、通常の PC にインストールでき Chrome OS のほとんどの機能が利用できる Chrome OS Flex がリリースされました。

ただし、Chrome OS Flex は USB ライブブートで一時的に試せますが、アップデートなどはできず、インストールするとなると既存の OS が消えるため専用の PC が必要となります。

一時的な調査やテストを目的とした場合にのみライブブートを使用し、それ以外の場合はインストールして Chrome OS Flex を最大限に活用することを強くおすすめします。

Chrome OS Flex をインストールすると、対象デバイス上にある既存のデータ、アプリケーション、設定、OS がすべて消去されます。インストールに成功しなかった場合でも、失われたデータは復元できません。

3: Chrome OS Flex の使用を開始する – Chrome OS Flex ヘルプ
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IE が削除された Windows 11 で “Outernet Explorer” を使う(INASOFT / MS-DOS Player for Win32-x64 編)

この記事はジョーク記事となります。あらかじめご了承下さい。

Windows 11 では、Internet Explorer が削除されました。

Windows 11 Internet Explorer 無し

Internet Explorer の代わりにジョークソフトとして Outernet Explorer を Windows 11 で利用してみましたので記事で紹介します。

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SoftEther で L2TP/IPsec から OpenVPN に切り替えてみた

SoftEther OpenVPN サーバー機能

以前より、下記の用途のため、自宅で SoftEther のサーバーを立てています。

  • カフェ等で公衆 Wi-Fi を使用する場合のセキュリティ担保
  • 外出先から自宅 PC へリモートデスクトップ
  • セキュリティ担保のため、このブログ管理画面は IP アドレスで制限をかけているため、外出先でのブログ更新
  • 自宅の回線を IPoE(IPv4 over IPv6)に切り替えると安定しない Radiko の地域判定を VPS 経由でルーティングすることで安定化

接続方法は下記です。

  • Windows、Linux:SoftEther 公式のクライアントによる接続
  • スマートフォン、MacBook、Chromebook:OS 標準機能の L2TP/IPsec による接続

8月15日、ふとタスクマネージャーを見ると、SoftEther のプロセスの CPU 使用率が高い状態となっており、ログを確認すると、L2TP/IPsec に大量のアクセスがありました。

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