VMware Authorization Service の起動に失敗した場合の解決方法


問題発生

VMware で VM を起動しようとするとこのようなエラーが…

[2018.07.07]VMware Workstation は、VMware Authorization Service の起動に失敗しました

VMware Workstation は、VMware Authorization Service の起動に失敗しました。VMware Authorization Service を手動で起動してみてください。この問題が続く場合は、VMware サポートに連絡してください。

画面の指示に従い、手動で起動させてみます。

[2018.07.07]ローカル コンピューター で VMware Authorization Service を開始できませんでした。詳細情報はシステム イベント ログを参照してください。

ローカル コンピューター で VMware Authorization Service を開始できませんでした。詳細情報はシステム イベント ログを参照してください。これが Microsoft 以外のサービスである場合は、サービスの製造元に問い合わせてください。その際、サービス固有のエラー コードが 600009 であることを伝えてください。

やはりエラーが出て起動しません。

下記のヘルプを見ても、UAC 無効化など書かれているのですが、UAC 有効化の状態でこれまで利用してきたので納得できません。
再起動しても解決せずでした。

解決へ

調査していると、下記の英語のページが見つかりました。

I also check the VMware communities and found a hint which states that the vmmon driver is implemented through the vmx86.sys file located under C:\Windows\System32\drivers\. I checked the file details and found this:
As you can see the file was not updated during the Workstation 14 upgrade. That now the reason why the VMware Authorization Service can’t start.

ということで、C:\Windows\System32\drivers\vmx86.sys をチェックしてみると、たしかに、12.5.1.0 でした。

[2018.07.07]vmx86.sys version 12.5.1.0

問題を解決するため修復セットアップを試みます。

VMware Workstation 修復

vmx86.sys のバージョンが 14.1.2 にアップデートされました。

[2018.07.07]vmx86.sys version 14.1.2

これにより、無事に VMware Authorization Service も起動し、VMware が利用できるようになりました。

インターネット上で試行錯誤された方は、セーフモードで起動したり、プログラムディレクトリをバックアップしていたりしましたが、特に気にすることなく単純な修復で解決しました。


Comments

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“VMware Authorization Service の起動に失敗した場合の解決方法” への4件の返信

  1. うちの環境ではVMX86.sysが12.5.1.4だった状態で共有が有効にならなかったのですが、同じ手順で修復するとvmx86.sysが12.5.1.4になり共有有効に出来ました。

    1. 追記:製品バージョンのビルド番号までは未確認ですので、vmx86.sysが更新されたかどうかは不明です。更新後の製品バージョンは12.5.1.4 build-7521697になっていました。

  2. おかげで解決できました。
    ファイアウォールでインストールがうまくいってなかったよう。
    修復したら起動できるようになりました。

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