YouTube HTML5 動画プレーヤーブラウザ対応状況(平成25年11月版)

先日、Internet Explorer 11の記事を書くのにあたり調べてみたもののIEとは話題が異なるので、紹介しなかった内容の記事です。

YouTubeには従来のFlash PlayerではなくHTML5 動画プレーヤーといったものがあり、こちらのページから切り替えることができます。

Internet Explorer 11 (Windows 8.1) YouTube HTML5動画サポート状況
ページを開くとこのように表示され、使用しているブラウザの対応状況を確認することができます。今回はこれをまとめてみました。

対応状況 IE11
(Windows 8.1)
IE11
(Windows 7)
Firefox
25
Opera
12.16
Opera
17
HTMLVideoElement
H.264 × ×
WebM VP8 × ×
Media Source Extensions × × ×
MSE & H.264 × × × ×
MSE & WebM VP9 × × × ×
備考 8.1版のみ対応 Windows 8,7のIE10と同じ Opera 18でも同等。Next 19ではWebM VP8が無効に(2014/02/03追加)

OSの指定がないものはWindows 7での確認結果です。Internet Explorer 8以前は全て×でした。
このようにIE11に限っては同じバージョンのブラウザでもWindows 8.1でないと一部機能に対応していないことが分かります。
現在、Windows 8以前のOSを使用していてMedia Source Extensionsを試したいという方はOpera (15以降)かChromeをインストールすることをおすすめします。
H.264もWebM VP8も使いたいという方はFirefoxがいいですね。
もちろん、これはブラウザの対応ですので、プレーヤーさえ導入すれば様々なビデオ形式に対応しますのでご安心ください。

環境によるとは思いますが、HTML5版プレーヤーにするとCPU使用率が低下するという話もあり、最新の技術を使いたいという方はHTML5版プレーヤーを使用していかがでしょうか。

Windows 7用 Internet Explorer 11リリース

11月7日にWindows 7向けの最新版ブラウザ「Internet Explorer 11」がリリースされました。
ダウンロードはこちらからできます。
現在のIEはダウンロードセンターではなく公式サイトから配布で、使用しているOSに応じたIEをダウンロードすることができます。

Windows 7環境をバージョンアップしてみました。

更新前

Internet Explorer 10 バージョン情報
画像はWindows 7版IE10
(10.0.9200.16721 : 更新バージョン 10.0.10)

更新後

Windows 7にインストールしたIE11のバージョン情報です
画像はWindows 7版IE11 (11.0.9600.16428)

インストール後に再起動を求められた以外は特に問題なくインストールできました。ただ、インストール完了後に表示されたページが上の画像のように英語だったのが残念。日本語ページは存在しているので近日中に修正されることでしょう。

省電力化や高速化されたとのことで、今までネットサーフィンの速度に不満を持っていた方にもおすすめです。

Windows 8.1に搭載されているIE11との違い

Internet Explorer 11 (Windows 8.1)バージョン情報
画像はWindows 8.1版IE11
(11.0.9600.16384 : デスクトップ版のバージョンも同じ)

Windows 8.1に標準でインストールされているIE11にはある機能の一部がWindows 7では搭載されていないようです。
詳しい説明はInternet Explorer 11 開発者向けガイドの「Windows 7 での IE11」にありますが、SPDYやEncrypted Media Extensions(HTML5の動画機能の一つ)がないみたいです。

Windows 7のセキュリティパッチがリリースされる延長サポートは2020年まで続きますが、メインストリームサポートは2015年で終了なのでWindows 7向けとしてはこれが最終なのか、Windows 8から8.1のように来年の10月に8.2?がリリースされるのであればIE12まで対応するのか。気になるところです。
なお、Windows XPはIE8、Windows VistaはIE9までの対応でIE11のインストールはできません。

普段はOpera 12.16を使用しているためIEを開くことがなかったのですがこの機会に少し使ってみたいと思います。

Flash PlayerとAdobe Readerのダウンロードページが新しくなったのでダウンロードしてみた

何かインストールする際に合わせてインストールされたり、一度インストールしたら自動で更新を通知してくれるためダウンロードページを開くことが少なくなったFlash PlayerやAdobe Reader。
Flash PlayerはWindows 8や8.1をインストールするとInternet Explorer版がOSに含まれていたり、Google Chromeもブラウザに内蔵されているのでそもそも自分でダウンロードをしていない方も居るかもしれません。
いつの間にかFlash PlayerとAdobe Readerのダウンロードページがリニューアルしていたので紹介します。

Adobe Flash Player

まずはいろんなウェブページでインストールを求められるFlash Playerをダウンロードしてみました。
手順1/3
別のブラウザのダウンロードをおすすめされますが、今回はチェックを外します。
追記:Firefoxで開いたときのみChromeではなくMcAfeeが表示されるようです。
[H25.10.08]Adobe Flash Player 11.9.900.117 Download Page Step1 “Flash PlayerとAdobe Readerのダウンロードページが新しくなったのでダウンロードしてみた” の続きを読む

【未解決まとめ】Kernel-Power 137(MTTR)問題

の記事の続編になります。
(検索エンジンでお越しの皆様、具体的な解決策が示せず申し訳ありません。ここで紹介している内容でこちらで効果がなかったという操作でも環境によっては改善する場合があります。)

Windows 8でスタンバイ、休止状態、高速スタートアップ有効時のシャットダウンを行った際に毎回MTRRに関するイベントが記録されます。

システム ファームウェアがスリープ状態への移行 (S4) の際にプロセッサの MTRR (Memory Type Range Registers) を変更しました。これによって、再開のパフォーマンスが低下する場合があります。

いろいろ試してみましたがやはり解決せず、この問題について検討するのはやめようかなと思います。
先日帰省したときに触った実家の自作PCにも同じエラーがありましたのでそれについても併記したいと思います。

エラーが解決しなかった内容(以前のブログ記事で紹介した物も含む)
ただし・・・でもという環境は同じ不具合のある実家のPCの環境です。

  • マザーボードをP8H67-I→P8H77-Iに交換。ただしGA-H77-D3H-MVPとCeleron G1610(Ivy Bridge)でも同じ不具合
    (どちらもWindows 8対応をうたっていますが発売自体はWindows 8発売以前です。
    対応したマザーボードを交換すると解決するそうです。)
  • 永久保証を使用してメモリを交換 シリコンパワー 4GBx2枚組 SP008GBLTU160V22
    (片道の送料を負担するのみでOK。どこかのメーカーみたいに海外に送らなくていいのが良い。
    CPU-Zによると2013年製造になっていました。マザーボードで動作確認しているメモリに変えてみたいですが、購入時よりメモリが高くなっていて買いづらいです。)
    ただし、CFD W3U1600F-4G(Buffaloチップ)でも同じエラーが出ています。
  • SATAポートをSATA3からSATA2へ変更
  • Windows 8.1 64bitやWindows 8 32bitを入れてみる。
    (これにより元々使用していたWindows 8のDVD自身のエラーでないことを証明)
  • HDDをGPTではなくMBRフォーマットでインストールしてみる。VHDブートも試してみる。
  • SATAモードをAHCIからIDEにしてみる。
  • PCI-Eカードと光学ドライブを外してみる。
  • KEIAN KT-CUBE-ITX01搭載300W電源からZUMAX ZU-400Nにしてみる。
    (どちらも古い物ですがHaswellに交換しない限り電源が問題にならないと思います。
    また、80 Plusに対応したHuntKey Jumper350の環境でも同様のエラーが発生しています。)
  • UEFIからCPUの省電力設定を無効にしてみる。

今月何回Windowsのインストールをしたことか。

HPのWindows 7ノートパソコンやCore 2 Quad環境にWindows 8をインストールしたところ特にこのエラーは発生しませんでした。いずれもUEFIではなく従来のBIOSですので、ASUSマザーボードのUEFIとの相性が悪いという可能性も考えられます。
現在の環境においてもWindows 7 SP1をインストールする限りはこのエラーはありませんでした。

また、CPUもCore i5-2405Sと省電力モデルを使用しているのでそこで省電力モード移行時のトラブルも考えられます。
もしかしたらCPUの移設時にCPUの電極を一部損傷しているとかも考えたらきりがありません。

解決になっていない解決策ですが。

  • 高速シャットダウン無効化+Deep S4の使用でエラーが出なくなる。
    (メモリかソフトの影響かもしれないがDeep S4でも復帰時にたまにOSが応答なしになることがある)
  • マザーボードを買い換える
    Windows 8登場以降に発売されたHaswellなら良さそうですがCPUも買い換えになるので大変。
    逆にUEFI非対応のマザーボードにダウングレード(?)したらエラーは出なくなる。
  • UEFI設定を一つずつ調整してみる。
    (時間があるときに試してみます。)
  • 電源は関係なさそう。メモリは変えてみてもいいかも。
  • グラフィックボードを刺してみる。
    Core 2 Quad環境のグラフィックボードを使用するとどうなるかということです。ITXですので1つしかないPCI-Eをテレビキャプチャで使用しているため常用は無理ですが。
  • サポートセンターに問い合わせてみる。
    P8H77-Iは対応しているはずなので聞いてみてもいいかも。ただし、動作確認されたメモリの交換を推奨されそう。
  • Windows 7に戻す。
    そもそも8や8.1でのみ起こる問題なので安定している7に戻すのも一つです。

 

【未解決】Kernel-Power 137イベント

情報を追加しました。
【未解決まとめ】Kernel-Power 137(MTTR)問題

8/31更新記事「Windows 8でKernel-Power 137イベントが記録される」の続編です。
先日ASUSTek P8H77-Iを購入しましたが、症状は解決しませんでした。

PC構成

試したこと

P8H67-Iで使用していたときのWindows8でも、別のHDDに新たにインストールしたHDDでもKernel-Power 137イベントは再発しました。

ただし、P8H77-Iで追加される「Deep S4」機能を有効にすることで、エラーが出なくなりました。

  • スリープ:エラー
  • Deep S4無効休止状態:エラー
  • 高速スタートアップ:エラー
  • Deep S4有効休止状態:エラーでず
  • 低速スタートアップ:エラーでず

DeepS4でもタイマーによる休止状態復帰が可能なようなので、しばらくは低速スタートアップ、Deep S4休止状態で使用していきたいと思います。

一応やってみましたが効果がなかったことを紹介します。

  • 電源をZU-400Nに変更(ただしケースには入らないので簡易設置)
  • メモリクロックをDDR3 1333から800相当へクロックダウン
  • メモリの電圧を1.5Vから1.6Vに変更
  • レイテンシを9-9-9-24から11-11-11-30へ変更

ということでここで残っている問題は問題が疑われる順に

メモリ

ネットで調べたところ、エラー番号こそ137ではなく41ですがメモリを交換することで直ったということもあるようなので一番に疑われます。

買い換えるとしたらASUSの動作リストにあるメーカーか日本製のチップを使用しているメモリを選びたいですね。

電源

ケースの電源もZU-400Nも3~4年前でWindows 8やSandy Bridgeが登場以前のものです。Haswellでは対応電源が必要とのことで聞いたことがありませんがSandyBridge非対応電源なのではないかという理由です。

ちなみに電源電圧をテスターで測ったところ102Vありましたので低電圧が原因というわけではないようです。

まとめ

メモリーが永久保証なので保証が効かないかを検討しようと思いましたが、しばらくデスクトップPCが使えなくなるのは困ります。

2970円で購入したDDR3 8GBメモリも今は2倍以上の値段があります。新しく買うのもためらわれます。

低速スタートアップ、Deep S4による休止状態でエラーは発生しませんのでそれで不具合がでないか確認していこうと思います。
Deep S4設定ではUSB電源が供給されないみたいです。(BIOS設定やOSの電源設定をもう一度見てみる必要あり)USB給電の無線ルーター,スマートフォンの充電をPCのUSBで行っていたため再検討を行います。