SoftEther で使われる MAC アドレスを整理してみた


自宅で SoftEther の VPN サーバーを立てているのですが、MAC アドレスが一般的な MAC アドレスリストに載っておらず、調査するときに困るので整理してみました。

SoftEther VPN Client 利用時

Windows や Linux で利用可能な、SoftEther VPN Client を使用した場合の MAC アドレスを整理します。

[5E]

2018/04/21 にリリースされた SoftEther VPN 4.27 Build 9666 Beta 以降、仮想 LAN カードをインストールする際に初期設定されるランダムな MAC アドレスに最初の文字列になります。

[00:AC]

SoftEther VPN 4.25 Build 9656 以前のバージョンで設定した仮想 LAN カードはこの MAC アドレスになっているようです。

L2TP/IPsec, SSTP, OpenVPN L3

SoftEther VPN Client が使えない環境では、汎用的なプロトコルを使用し、こちらの MAC アドレスが使用されます。

[AE] L2TP/IPsec, SSTP, OpenVPN L3 における仮想 MAC アドレスのユーザーごとの固定機能

2019/11/18 にリリースされた SoftEther VPN 4.31 Build 9727 Beta 以降で、SoftEther VPN Client 以外の方法で接続された場合の MAC アドレスが固定できるようになりました。

先頭 1 バイトは「ae」で始めることを推奨されているため、この MAC アドレスが見えたらここで設定したものの可能性があります。

[CA] 固定しない場合

上記のように設定しない場合、CA から始まるようです。

[00:AE] 仮想 HUB 利用時の MAC アドレス

2020/11/29 追記

すべての仮想 HUB は、内部的に “00:AE” で始まる MAC アドレスを持っているとのことです。


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