Chrome 47でフォントがメイリオからMS Pゴシックに変更&元に戻す方法

2017/02/07 追記
Chrome 56 において、フォントがMS Pゴシックからメイリオに変更されて困っている方は、こちらの記事をご覧ください。
Chrome 56 でデフォルトのフォントがMS Pゴシックからメイリオに変更

Opera 34 のフォントの問題については、こちらの記事で紹介しています。

先日、Google Chrome 47 がリリースされました。

多くのバグの修正が含まれますが、日本語環境ではデフォルトのフォントがメイリオからMS Pゴシックに変更されました。

Chrome 47 での Google 検索の例

[H27.12.02] Chrome 47 デフォルトのフォント MS Pゴシック

MS Pゴシックで表示されています。

これまでのバージョン(Chrome 46)での例

[H27.12.02] Chrome 46 デフォルトのフォント メイリオ

メイリオで表示されていました。

実は、今年の4月にリリースされた Chrome 42 で、MS Pゴシックがメイリオに変更されたのですが、8ヶ月経って元の仕様に戻ったようです。

そこで、今までのフォントに戻したい人も、MS Pゴシックのまま使い続けたい人も、知っておいて損はない「Chromeのフォントの設定変更の方法」を紹介します。

※Chrome の場合について紹介しますが、Opera 34 についても同様です。
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Opera 12 以前の Opera Link が2015年12月終了なので簡単に歴史を振り返ってみる

Opera での同期が不安定だったり同期用のパスワードフレーズを忘れた場合、同期のリセットを行うと解決する場合があります。

設定 → 同期の詳細設定 → 同期をリセット を選択すると、
https://www.sync.opera.com/
が開きます。

最近見ないうちに、同期している各項目のデータ数やアップロードしたブックマークも見られるようになったのですが、画面の下の方にこのようなメッセージが…

[H27.11.03] Opera Link will close in December 2015

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Windows Server 2012 R2で使えるSystem Center 2012 R2 Endpoint Protection

普段使っていない OS でのちょっとした互換性の確認をする際、Windows 7 や 8.1 といったコンシューマ版 OS の評価版より、サーバー版 OS の評価版の方が評価期間が長いため利用することがあります。

最近、Windows 10 に移行したため 8.1 互換の環境として Windows Server 2012 R2 の評価版をインストールしたのですが、セキュリティ対策ソフトがインストールされていないようです。

Windows Vista や 7 ベースの Server 2008, 2008 R2 では Microsoft Security Essential がインストールできました。

しかし、Windows 8 では OS 標準の Windows Defender に統合されたため追加でインストールできないものの、サーバー OS には Windows Defender が利用できないようです。

調べてみたところ、Security Essential と同じ検出性能の System Center 2012 Endpoint Protection がいいとのことで、大学の MSDN より、「System Center 2012 Configuration Manager and Endpoint Protection with SP1 32/64-bit」をダウンロードしました

[H27.09.26] System Center Install Error

しかし、「このプログラムでは、Windows プログラム互換性モードはサポートされていません」と表示されてしまいました。
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金融機関推奨のセキュリティソフトについて調べてみた(2015年9月版)

ここで紹介している採用機関などの情報は記事執筆時のものです。

オンラインバンキングサービスを提供する金融機関は、無料で使えるセキュリティソフトを推奨しているところもあります。

最近、その一つである Rapport というソフトが Google Chrome と相性が悪いという報告があったため、金融機関が推奨するセキュリティソフトを調べてみました。

金融機関が推奨するセキュリティソフト一覧

大手の銀行や地元の銀行など、いくつか金融機関を調べてみましたが、日本の金融機関で推奨されているソフトは下記の4つでした。

IBM Security Trusteer Rapport

  • 公式サイト
  • マルウェア感染の検知・駆除
  • 通信経路の改ざん防止
  • フィッシング保護
  • Windows の Internet Explorer、Firefox、Chrome に対応
  • Mac OS の Safari、Firefox に対応

PHISHCUT(NTTコムウェア株式会社)

  • 公式サイト
  • 「専用電子透かし」により、ページを検証
  • Windows 版 Internet Explorer のみ対応

PhishWall(株式会社セキュアブレイン)

  • 公式サイト
  • 接続中の金融機関のページを検証
  • プレミアム版は MITB 攻撃型ウイルスへの感染を確認
  • Windows、Mac OS の Internet Explorer、Firefox、Chrome、Safariに対応

SeAT Netizen(ネットムーブ株式会社)

  • 公式サイト
  • プロセス検知、システムスキャナーにより MITB 攻撃、トロイの木馬、キーロガーから保護
  • 金融機関のページにアクセスすると自動起動
  • Windows の Edge、Internet Explorer、Chrome、Firefox に対応

アクセスしている対応金融機関のページが本物であることを確認したり、ウイルス感染を確認できたり、様々あるようです。

ウイルスバスターやノートン、ESETなど、一般向けで知られている総合セキュリティソフトのメーカーはありませんでした。
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Opera でソースエディタを自由に変更できるか予備実験してみた

注意:この記事は技術的な検証のため、実際に拡張機能などを公開する予定はありません。

はじめに

先日参加したOpera 夏祭り(参加報告ブログ記事)でユーザーから
「ソースエディタを自由に変更したい」
という要望がありました。

バージョン12以前のOperaにはソースエディタを変更する機能がありました。

[H27.09.02] Opera 12 ソースビューアの変更

Firefoxの設定画面にはありませんが、about:configより、view_source.editorの設定変更をすると可能なようです。

しかし、現在の Opera や同じエンジンである Chrome の拡張機能ではそのようなことはできません。

その場では、ブラウザのセキュリティ上外部のソフトウェアは実行できないのではないかという方向になりましたが、時間ができたので調べてみました。

関連する技術

設定ファイルにはそのような項目は確認できませんでしたので、拡張機能でどうにかカスタマイズできないかと思いました。

関連する拡張機能として、ダウンロード終了後プログラムで開く機能を追加する拡張機能があります。

これは、ダウンロードしたファイルに対して既定のプログラムで開くという作業なので、HTML に応用する場合既定のプログラム(=ブラウザ)でしか開くができません。

Chrome からブラウザ以外の処理を行う例として、Eject がありました。

これを応用したら行けそうな気がします。 “Opera でソースエディタを自由に変更できるか予備実験してみた” の続きを読む