学生納付特例制度で猶予されていた国民年金保険料を nanaco で追納しました


年金の追納を思い立ったきっかけ

20歳になってから大学院を卒業するまでの間、「学生納付特例制度」により国民年金保険料の支払いを行っておりませんでした。

学生時代は、年金の支払いの免除だけでなく、日本学生支援機構の奨学金も借りていて、繰上返還も行ってきました

まだこちらも返還すべき奨学金が残っているのですが、今回、国民年金保険料を優先した理由は下記の通りです。

  • 年金の追納という制度を最近知った
  • 10年以内しか追納できない(奨学金の場合、特に手続きしなくても20年かけて返還していく)
  • 3年度目以降に追納する場合加算額がある(自分が該当する平成23年度の場合、290円加算でした)
  • 社会保険料控除により、所得税・住民税が軽減される

年金の追納の手続き

詳細については、日本年金機構の公式サイトに掲載されています。

「ねんきんネット」の画面上で追納申込書を作成することはできますが、申請自体は、下記の申請となります。

  • 最寄りの年金事務所窓口に持参
  • 郵送にて提出

奨学金の繰上返還は、インターネット上で完結するので、これは少し残念でした。

年金事務所は平日しか開いていないため、管轄している年金事務所へ郵送しました。
普通郵便でしたが問題無かったようです。

国民年金保険料追納申込承認通知書の到着

2月4日に申し込んで、2月24日に到着しました。

国民年金保険料追納申込承認通知書

納付書には期限があり、年度末(3月31日)までに支払う必要があります。

年度を超えると、追納の加算額が加わるので新しい納付書を発行する必要があるのですが、支払える限度と相談して決めましょう。

セブンイレブンで支払い

公共料金が支払えるコンビニは数多くありますが、ほとんどクレジットカードや電子マネーは使えず現金での支払いとなります。

ただ、セブンイレブンの nanaco は異なり、年金の支払いにも利用できます。

nanaco 自体の残高は上限は5万円ですが、クレジットカードからのチャージだと更に5万円チャージできます。

そのためには5万円一旦支払った後「残高確認」という処理を店員さんに行っていただく必要があるのですが、すこし面倒なので、店員さんも試行錯誤されていました。

ちなみに、nanaco ポイントはたまりません。
一部のクレジットカードはクレジットカード側のポイントが貯まるのみとなります。
(私の所有している、オリコとヨドバシのクレジットチャージはどちらもポイント対象外でした)

一枚の nanaco カードで最大10万円なので、まとめて追納する際は、分割区分の「6か月分毎」にチェックを入れておきましょう

国民年金保険料追納申込書 分割区分

支払後

支払後、特に連絡は来ませんが、11月に「社会保険料 控除証明書」が送付されるようです。

これを年末調整で提出するようです。

まとめ

無事、年金の追納が完了しました。

将来の備えとしてはいろいろな意見が上がっている年金ですが、個人的にはそれ以上によいお金の残し方があるかというと不明なので、ひとまず年金の追納を来年度も続けていく予定です。


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