WordPress プラグインに「SumoMe」の宣伝が登場

このブログで利用している WordPress のインストール済みのプラグインのページ(/wp-admin/plugins.php)を見てみると、広告バナーが表示されていました。

[H27.06.29] Get SumoMe WordPress Plugin

Grow your site faster! [SumoMe WordPress Plugin]

プラグインの管理ページに表示されているのだから、プラグインの実行や管理を高速化する WordPress が推奨するプラグインかなと思い、SumoMe のプラグインのページを見てみました。

英語の説明しかなかったので日本語の解説ページを探してみました。

どうやらブログを閲覧中に左に表示される、Twitter や Facebook などのボタンを提供するプラグインのようです。
怪しい物ではないですが、特に WordPress が推奨するプラグインというわけでもなく、プラグインの管理に関するプラグインでもなさそうです。

バナーの右上に表示されている[Dismiss and go to settings]をクリックすると、現在このブログでも使用している「Google Analyticator」プラグインの設定ページが表示されました。

こちらのプラグイン紹介ページに「BROUGHT TO YOU BY SumoMe」ということなので、このプラグインのスポンサーの広告が表示されたのだと思います。

一度 Dismiss を選択すると、再び表示されなくはなりましたが、こういうことがあったという報告で更新しました。

ConoHa の DB 接続用ネットワークが手順通りにできないのでメモ

6/22 追記:
サポートに問い合わせたところ、チュートリアルページの説明が変更されました。新しい設定については、時間があるときに確認したいと思います。

ConoHa には「アプリケーションサーバー」機能が追加され、MySQL 互換のデータベースサーバーが利用できます。

現在、ConoHa の API に関する記事を書くといいことがありますが(キャンペーンページ)、今回は API を利用しない内容です。
また、こちらのリンクから ConoHa に登録していただくと、1000円分のクーポンがもらえますので是非こちらから登録してみてください。

具体的なサーバーの追加手順については、ConoHa のチュートリアルをご覧ください。

ここまでは順調にできたのですが、詰まったのは VPS と DB サーバーを専用のプライベートネットワークで接続する設定です。
ちなみに、接続する VPS サーバーの設定はこの通りです。

ConoHa LAMP

リージョン:東京
イメージタイプ:アプリケーション
アプリケーション:LAMP(PHP)
バージョン:latest-64bit

VPS の起動後、バージョンを確認してみました。

$ cat /etc/redhat-release
CentOS release 6.6 (Final)
$ php -v
PHP 5.6.8 (cli) (built: Apr 16 2015 20:00:59)
Copyright (c) 1997-2015 The PHP Group
Zend Engine v2.6.0, Copyright (c) 1998-2015 Zend Technologies
$ mysql -u root --password==(パスワード)
Welcome to the MySQL monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 3
Server version: 5.1.73 Source distribution

下記のチュートリアルページを参考に、「DBサーバー接続用ネットワークを作成する」と「ネットワークの設定情報を確認する」までは確認できましたが、最後の「VPSの設定を行う」で、ヘルプ通りにできませんでした。

チュートリアルは CentOS 6.6で東京リージョンの設定を紹介しており、こちらの環境も同じ設定です。

ネットワークインターフェイス(eth1)の設定を行います。

$ cd /etc/sysconfig/network-scripts/
$ vi ifcfg-eth1

ifcfg-eth1の内容は以下のようにします。

DEVICE=eth1
TYPE=Ethernet
ONBOOT=yes
NM_CONTROLLED=yes
BOOTPROTO=static
IPADDR=172.21.***.***
NETMASK=255.255.254.0

ここの IPADDR は、VPS のネットワーク情報→shared から始まる NIC の IP アドレスです。
ここで、間違ってゲートウェイアドレスを書いてしまわないよう気を付けてください。(一回やってしまいました)

途中ですが、設定の反映とその確認をします。

$ service network restart
(略)
$ ifconfig eth1
eth1      Link encap:Ethernet  HWaddr (略)
          inet addr:172.21.***.***  Bcast:172.21.***.255  Mask:255.255.254.0
(以下略)

正しく反映されました。

次に、このネットワーク用の静的ルーティングを設定します。ルーティングはリージョン毎に異なっており、東京リージョンは 172.21.74.0/23 を設定します。

$ vi route-eth1

ifcfg-eth1の内容は以下のようにします。(以下は東京リージョンの場合)

172.21.74.0/23 via 172.21.74.1 dev eth1

公式ドキュメントの方には「172.21.140.0/23 via 172.21.140.1 dev eth1」と書かれていますが、すぐ上には 172.21.74.0/23 と書かれていますし、VPS の設定画面でも 140 は出てこないので間違いでしょう。

設定の反映と ネットワークが正しく設定されていることを確認するため、DBサーバーにpingを送信してみます。

$ service network restart
$ ping -c 3 private.***.tyo1.database-hosting.conoha.io
PING private.unit01.database-hosting.tyo1.conoha.io (172.21.74.**) 56(84) bytes of data.

--- private.unit01.database-hosting.tyo1.conoha.io ping statistics ---
3 packets transmitted, 0 received, 100% packet loss, time 11999ms

??? エラーが出てしまいました。

もちろん、データベースにもアクセスできません。

$ mysql -u [接続ユーザー名] -h private.***.tyo1.database-hosting.conoha.io -p [データベース名]
ERROR 2003 (HY000): Can't connect to MySQL server on 'private.***.tyo1.database-hosting.conoha.io' (110)

ルーティングテーブルを確認すると、追加されていないことが分かったので、routeコマンドで追加してみました。

$ netstat -rn
Kernel IP routing table
Destination     Gateway         Genmask         Flags   MSS Window  irtt Iface
133.130.54.0    0.0.0.0         255.255.254.0   U         0 0          0 eth0
172.21.138.0    0.0.0.0         255.255.254.0   U         0 0          0 eth1
0.0.0.0         133.130.54.1    0.0.0.0         UG        0 0          0 eth0
$ route add -net 172.21.74.0 netmask 255.255.254.0 gw 172.21.74.1 eth1
SIOCADDRT: No such process

エラーメッセージで検索するとこのページを見つけました。

この中で気になったのが、この部分。

あまり今まで考えたことが無かったのですが、GW と dev を一緒にするとこのエラーになるようです。
man で見た例でも一緒に使用している例は無いようです。

gw の部分を削り、設定してみました。

$ route add -net 172.21.74.0 netmask 255.255.254.0 eth1
$ netstat -rn
Kernel IP routing table
Destination     Gateway         Genmask         Flags   MSS Window  irtt Iface
133.130.54.0    0.0.0.0         255.255.254.0   U         0 0          0 eth0
172.21.138.0    0.0.0.0         255.255.254.0   U         0 0          0 eth1
<strong>172.21.74.0     0.0.0.0         255.255.254.0   U         0 0          0 eth1</strong>
0.0.0.0         133.130.54.1    0.0.0.0         UG        0 0          0 eth0

とりあえず、登録できましたが、ゲートウェイの部分が設定されていません。これでもいいのかなと思いつつ接続テストを行いました。

$ ping -c 3 private.***.tyo1.database-hosting.conoha.io
PING private.unit01.database-hosting.tyo1.conoha.io (172.21.74.**) 56(84) bytes of data.
64 bytes from 172.21.74.**: icmp_seq=1 ttl=63 time=0.451 ms
64 bytes from 172.21.74.**: icmp_seq=2 ttl=63 time=0.406 ms
64 bytes from 172.21.74.**: icmp_seq=3 ttl=63 time=0.310 ms

--- private.unit01.database-hosting.tyo1.conoha.io ping statistics ---
3 packets transmitted, 3 received, 0% packet loss, time 2002ms
rtt min/avg/max/mdev = 0.310/0.389/0.451/0.058 ms
$ mysql -u [接続ユーザー名] -h private.***.tyo1.database-hosting.conoha.io -p [データベース名]
Welcome to the MySQL monitor.  Commands end with ; or \g.
Your MySQL connection id is 4488694
Server version: 5.5.5-10.0.19-MariaDB-log MariaDB Server

接続できました!しかし、毎回ルーティングを追加するのも困りますので、ファイルに設定します。

$ cd /etc/sysconfig/network-scripts/
$ vi route-eth1
# 172.21.74.0/23 dev eth1
$ service network restart

ファイルの書き換え後は、再起動を行っても問題なく接続できるようになりました。

まとめ

ConoHa チュートリアルの /etc/sysconfig/network-scripts/route-eth1 は
172.21.140.0/23 via 172.21.140.1 dev eth1
では動作しない。
→ 東京リージョンの場合 172.21.74.0/23 dev eth1 で動作する。

この内容を、ConoHa のサポートに問い合わせてみたいと思います。
ネットワーク関係に詳しい方で、この記事におかしい点がありましたらコメントをいただけると幸いです。

最後に、こちらのリンクから ConoHa に登録していただくと、1000円分のクーポンがもらえますので是非こちらから登録してみてください。

Twitterクライアント 総選挙2015

昨年、Twitter のクライアントの利用状況に関して記事を公開しましたが、あれから一年経っていたということで今年はどうなっているかを確かめてみました。

#Twitterクライアント総選挙
というハッシュタグが2012年にあったので勝手に便乗します。

クライアント調査結果

“Twitterクライアント 総選挙2015” の続きを読む

Livestreamer を使って Ustream を録画する方法~新 ConoHa CentOS 7.1 編

最近では、IT のイベントや学会が Ustream.tv で配信されることが増えてきました。
リアルタイムで見られたらいいのですが、現実はそうでもなく、Ustream の録画について調べたのでメモとして公開します。

今回は、録画するサーバーとして ConoHa を利用します。
公式サイトから登録は可能ですが、現在友達の紹介キャンペーンを実施しているとのことで、こちらのリンクから ConoHa に登録していただくと、1000円分のクーポンがもらえますので是非こちらから登録してみてください。
自宅の PC ではなく、ConoHa (や他のクラウド)を利用するメリットとして次のものがあります。

  • 自宅の回線より安定している
  • 録画エラーなどが外出先でも確認できる

サーバーの追加

ConoHa の設定はこのようにしました。
最も安いメモリ 1GB プランの標準的な設定ですが、外部に公開しないため接続許可ポートをSSH(22)のみにしています。
1.3 円/時間なので、24時間動かしても30円くらいです。

[H27.06.15] ConoHa サーバー設定

今回は、録画ツールとして Livestreamer を利用します。
“Livestreamer を使って Ustream を録画する方法~新 ConoHa CentOS 7.1 編” の続きを読む

クライアント名として「Twitter for Websites」が1月に消滅していた件

ウェブサイトにあるツイートボタンから投稿したツイートのクライアント名(source)が、昨年5月31日に「Tweet Button」から「Twitter for Websites」に変更になったことをお知らせしました。

つい最近、別の用事でクライアント名を調べていたところ、「Twitter for Websites」が無くなっていることに気づきました。

“クライアント名として「Twitter for Websites」が1月に消滅していた件” の続きを読む