CentOS 7 / 8 で kickstart するにはメモリ 2GB 以上必要

昨日更新した下記の記事で、念のためローカル環境でも確認を行おうとしました。

先日紹介した、Ubuntu 20.04 の Autoinstall yaml のようにローカルでの OS インストールは自動化しています。

CentOS 7 / 8 については、Kickstart による自動インストールを行っています。

今回も、Kickstart で OS を入れようと思ったら、下記のようなエラーでインストールが始まらない状態になってしまいました。

dracut-initqueue[687]: curl: (23) Failed writing body (9184 != 16384)
dracut-initqueue[687]: mount: wrong fs type, bad option, bad superblock on /dev/loop0,
dracut-initqueue[687]: missing codepage or helper program, or other error
dracut-initqueue[687]: In some cases useful info is found in syslog - try
dracut-initqueue[687]: dmesg | tail or so.
dracut-initqueue[687]: umount: /run/initramfs/squashfs: not mounted
dracut-initqueue[687]: /sbin/dmsquash-live-root: line 110: printf: write error: No space left on device

最初、ディスクが認識されないのかと思って試行錯誤したのですが、Preseed による Ubuntu 18.04 インストールは途中まで走ることを確認したので、ディスクも問題なさそうです。

解決策

下記のページがヒットしました。

結論、2GB 以上のメモリが必要だそうです。

今回は 1GB の挙動を調べたかったのですが、今まで作るときは 2GB 以上に設定していた気もしてきました。

無事、2GB でインストールを完走、その後 1GB に変更しても問題無く動作することを確認しました。

まとめ

CentOS 7 / 8 で kickstart で OS をインストールするにはメモリ 2GB 以上必要であることが分かりました。

VMware のウィザードから CentOS 7 を作成すると、デフォルトでは 1GB になるので注意と思いました。

VMware wizard CentOS 7

Comments

comments

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

*

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)