高校生にとってのカルシウム

僕のように今年で高校生になった方をメインとしますが、最近牛乳を飲んでいないという方にも是非見ていただきたいと思います。
今回は「牛乳」をメインテーマにして栄養について考えていきたいと思います。
(これは以前書いた記事と多少重なる部分もあります。)

カルシウムの必要量

カルシウムの食事摂取基準(mg/日)
年代

中学生(12~14歳)

高校生(15~17歳)

18~29歳

性別

目安量

1000 mg

850 mg

1100 mg

850 mg

960 mg

700 mg

目標量

900 mg

750 mg

850 mg

650 mg

650 mg

600 mg
目安量」というのは科学的根拠はありませんが、良好な栄養状態を維持するのに十分な量です。
そして、「目標量」というのは、生活習慣病の一時要望のために当面の目標とすべき摂取量のことです。
引用元は難しくかかれていたので少し簡単にしましたが、少し表現が難しいでしょうか?
色分けをして見やすくしましたが、高校生になってもまだまだカルシウムが必要だというのが分かります。
それにカルシウムで骨を強くしないと、スポーツをしていて骨折してしまうのも困ります。

だから牛乳を飲もう!

中学校まで最低でも給食の時間には牛乳を飲んでいた私たちですが、高校生では、弁当だったり食堂だったりと選べます。
僕のような弁当派の人は、今まで自宅から牛乳を持ってくる人を見たことがないので昼食では摂取できません。
食堂派についてなのですが、僕の通う高校にもあるのですが、そこで牛乳という選択肢があるかどうかは入ったことがないため分かりません。
そこで僕は以下のスローガンを立てて自分で牛乳を飲むように心がけています。
MEGMILK ~毎朝・Every morning・牛乳・MILK~
MEGMILKというのは知っていると思いますが製品名です。
サブタイトルの『毎朝』の頭文字「M」、『Every morning』の頭文字「E」、『牛乳』の頭文字「G」、そのままの意味で『MILK』を結合すると見事にこのタイトルとなります。
要するに、毎朝牛乳を飲みましょうということです。
毎朝コップ一杯の牛乳を飲むことを想定すると、牛乳によって異なりますが約230mgのカルシウムが吸収される計算になります。
以前は最初の二つのサブタイトルが「毎日 everyday」でしたが、やはり牛乳は朝飲むべきだという僕の思いから変更しました。
他の所の牛乳でもかまいませんが、どこか一つこの「牛乳は良い」っていうのを見つけるのも楽しいですよ。

注意

  • この記事を読んで牛乳を摂取した場合であっても骨折する可能性が0とは言い切れません。よって骨折した場合でも責任はとりません。
  • 当たり前のことですが、牛乳アレルギーの方は飲まないでください。
  • もちろん牛乳だけでなく他の食品も積極的に摂取し、バランスの良い食事を心がけましょう。
  • 一日に大量に飲むからといって健康が良くなるわけではありません。毎日欠かさず飲む習慣をつけましょう。

参考アドレス

MEGMILK

突然ですが、「MEGMILK」って知っていますか?
牛乳パックが赤い物です。

給食にこのMEGMILKが出ます。今回は初めて「給食(の牛乳)」をテーマにします

この前の給食の時間に起きた出来事

起きたというと大げさなのですが、何かを発見しました。
簡単に言うと、MEGMILKで、言葉ができました。
M 毎日
E Everyday
G 牛乳
Milk
分かりましたか?

言いたいのは「M」は、毎日をローマ字にした物で、「E」はEveryday 「G」は牛乳 Milkは、そのままです。
ということは、「毎日everyday牛乳Milk」!で、とにかく毎日牛乳を飲もう!という意味です。
いつも給食の牛乳を残す人に対して、Mは毎日飲もうという意味だと教えたら、このようにすべてそろってしまいました。

栄養的にはどうなのか?

給食で牛乳を飲んでいるから大丈夫」という考えをもっている方もいるのですが、実は、学校休みの日に牛乳を飲んでいないのでは意味がありません。
あくまで給食でとるのは、一日に必要なカルシウム摂取量の一部しかとれません。
他の食事(家で食べるもの)でしっかりと補充しないと、目安まで至りません。
しかも、休みの日に飲まなければ、ほんのわずかしかカルシウムが摂取できないことになります。
まだ成長期である中学生はカルシウムがたくさん必要です。皆さんもカルシウムも含めてすべての栄養をバランスよくとりましょう。
参考資料を貼り付けておきます(平成15年5月30日改訂)

児童又は生徒1人1回当たりの平均栄養所要量の基準

区 分
栄養量
児童(6歳~7歳)の場合 児童(8歳~9歳)の場合 児童(10歳~11歳)の場合 児童(12歳~14歳)の場合
エネルギー (Kcal)
580
650
730
830
たんぱく質 (g)
21
24
28
32
脂  質 (%)
学校給食による摂取エネルギー全体の25%~30%
ナトリウム(食塩相当量)(g)
3以下
3以下
3以下
3以下
カルシウム (mg)
300
330
350
400
鉄 (mg)
3
3
3
4
ビタミンA (μgRE)
120
130
150
190
ビタミンB(mg)
0.3
0.3
0.4
0.4
ビタミンB(mg)
0.3
0.4
0.4
0.5
ビタミンC (mg)
20
20
25
25
食物繊維 (g)
5.5
6.5
7
8

(学校給食における食事内容についてより
平成20年10月23日に改訂され、ブログ記事と少し内容が異なっています。)

給食というより後半は家庭科になってしまいました。