dnf に対応した OS で http のレポジトリの Cobbler reposync が失敗する場合

Linux のインストールの簡略化のため、Cobbler を導入しています。

Cobbler がインストールされている OS が CentOS 7 だったので、CentOS Stream 8 に切り替えたところ、reposync がうまくいかなくなってしまったのでメモです。

CentOS 7 の場合(成功例)

Zabbix 5.0 のレポジトリをミラーする前提で下記コマンドを実施します。

# cobbler repo add --name="Zabbix-5.0-rhel8-x86_64" --mirror=https://repo.zabbix.com/zabbix/5.0/rhel/8/x86_64/
# cobbler reposync

running: /usr/bin/reposync -l -n -d --config=/var/www/cobbler/repo_mirror/Zabbix-5.0-rhel8-x86_64/.origin/Zabbix-5.0-rhel8-x86_64.repo --repoid=Zabbix-5.0-rhel8-x86_64 --download_path=/var/www/cobbler/repo_mirror -a x86_64

正常に reposync できました。

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CentOS 8.3 (2011) がリリースされたのでアップデートしてみた

CentOS 8.3 Kernel 4.18.0-240.1.1

blog.oyasu.info、oyasu.info は ConoHa で CentOS 8 のサーバーで運用しています。

CentOS といえば、Stream ではない 8.x のバージョンは2021年末でサポート終了することが発表されています。

このサーバーは、CentOS Stream 8 に切り替える予定ではありますが、ひとまず CentOS 8.3 へ更新することにします。

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ARM64 の Chromebook で Docker 環境を構築して外部からアクセスする

Docker Advent Calendar 2020 17日目の記事です。

以前の記事で Lenovo IdeaPad Duet Chromebook で、ARM64 版 Linux が利用できることをご紹介しましたが、Docker のインストールと外部からのアクセス手段について確認してみました。

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ログ容量を削減しつつ Splunk の perfmon で Windows パフォーマンスモニタを取り込んでみる

Splunk Advent Calendar 2020 6日目の記事です。

Splunk で Windows のパフォーマンスモニタを取り込むには perfmon を使用しますが、日本語での情報があまりなく、また inputs.conf のデフォルト設定を変更することで、Splunk でログを取り込むのには必ず考えなければならないログ容量の削減ができたので紹介します。

環境

  • Splunk 8.1.0
  • Windows Server 2019

の環境でテストしましたが、バージョンが違ってもほぼ同じかと思います。

ログの取り込み設定の比較

デフォルト設定

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Zabbix Agent 2 の Windows MSI 版がリリースされたので試してみる(5.0.4 / 5.2)

この記事は Zabbix Advent Calendar 2020 の5日目の記事です。

最近のバージョンでは、新しく Go 言語で書かれた Zabbix Agent 2 も利用できるようになっています。

もともと Linux 専用でしたが、Zabbix バージョン 5.0 から、Windows でサポートされるようになりました。

といっても、最初は自分でビルドする必要がありました。

Windows 版 Zabbix Agent 2 のバージョン履歴

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