市町村名まで書くと特定されるのではと思われそうなタイトルですが、このブログでも10年前は地元の情報をよく紹介していたので良しとします。
年末年始の帰省に、飛行機を利用しました。
地元への空路は鳥取砂丘コナン空港もあるのですが、今回はコウノトリ但馬空港を利用しました。
地図
ちなみに、飛行機の写真はこちら。
定員40人程度のプロペラ機です。
運賃助成制度とは
そんな但馬空港ですが、豊岡市、養父市、朝来市、香美町、新温泉町に在住・里帰り・出張など条件を満たせば、運賃助成が受けられます。
全国の他の空港でも、運賃の助成を行う自治体もあるようですが、一年中有効、人数制限がない制度は但馬空港のみでした。
助成金額
但馬情報特急 – 運賃助成制度案内のページに上手くまとめられていますので割愛しますが、事前に航空券を予約する場合においては、新温泉町の助成金額が一番高いです。
これは、新温泉町は鳥取空港も利用しやすい場所のため、但馬空港をもっと利用してもらいたいという価格設定なのかもしれません。
申請方法
但馬情報特急のページでは PDF 版の申請書のリンクが貼られていますが、各市町のウェブサイトでは Word ファイルのテンプレートが配布されています。
Word で記入できる項目はオートシェイプで○を描くところまで作成することにしました。
新温泉町の場合、提出する書類は二つです。
- 助成金交付申請書
- 助成金請求書
前者は搭乗した便、券種、申請額、航空券を貼るなど簡単に記入できます。
問題は後者の「助成金請求書」
平成 年 月 日付新温泉町企指令第 号で確定のあった助成金を下記のとおり交付されたく請求します。
これを事前に記入することはできませんでした。
今回は帰省で利用したので、記入した書類や航空券を実家の家族に申請をしてもらいましたが、その項目は役場が記入するためそのまま受理されたとのことでした。
新温泉町については郵送で申請できるとは書かれていませんでした。
電話で確認することも手ですが、社会人となると平日に電話するのも大変で… 今回はスムーズに行って良かったです。
申請結果
正月が明けてすぐに申請しましたが、1月下旬に助成金10,500円が振り込まれました。
したがって、今回の航空運賃をまとめると
- 羽田 → 伊丹:12,090円
- 伊丹 → 但馬:7,600円 – 5,000円 = 2,600円
- 但馬 → 伊丹:8,100円 – 5,500円 = 2,600円
- 伊丹 → 羽田:17,190円
合計 34,480円 でした。
新幹線と特急を乗り継いで、新温泉町の浜坂駅まで行く場合と同じくらいの運賃ですが、乗車時間は半分程度です。
(但馬空港から新温泉町の車でかかる時間を含めても)
年末年始でカレンダー上は利用できる割引制度が完売していたりしましたので、タイミングが良ければもう少し安くなるでしょう。
但馬空港は一日二往復しかなく、山の上のため正直欠航率が高いというイメージがありました。
実際は2001年より装置の導入により、運航率は改善しているようです。
余談
コウノトリで思い出しましたが、このブログでも紹介していた、ThinkQuest@JAPAN 2007 応募から10年経ちました。
主担当だったので、現在も FTP と Gmail のアカウントを所有しています。
CGI も普通に動作しているのですが、バージョン的に脆弱性などは大丈夫でしょうか…