Windows 11 PC のスリープを無効にしているはずなのに勝手にスリープになる問題の回避策

Windows PC を常時起動させて、VM 上で VPN サーバーを立てたり、Cloudflare Zero Trust の cloudflared を稼働させたりしています。

ちょっとした外出時は問題ないのですが、長期間外出すると突然スリープになってしまう挙動になってしまいサーバーが落ちてしまいました。

帰宅しても、このパソコンは HDD やファンを搭載して折らず静音であり分からず、操作してみると元通り動作しており、明確なエラーメッセージは出てこず困っていました。

対応方法

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Windows Server 2019 の WSL で wslpath: Invalid argument が出る場合の暫定対処法

Windows Server 2019 WSL wslpath: Invalid argument エラー

Windows Server 2019 (17763.6189)上の WSL で wslpath: Invalid argument が出て困るので対策しました。

WSL のディストリビューションの一つ、Fedora Remix for WSL を利用しています。

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EPEL9 に cobbler3.2 が追加され RHEL9 系でも cobbler-web が使えるようになった件

以前のブログで、CentOS Stream 9 や Rocky Linux, AlmaLinux 等の RHEL 9 互換ディストリビューションで利用可能な EPEL9 では、cobbler-web が利用できなくなった cobbler 3.3 しか利用できないと紹介しました。

改めて確認したところ、2024/4/28 時点で、3.3.4 だけでなく、cobbler3.2 というパッケージで 3.2.2 も利用できるようになり、cobbler-web も利用できるようになりました。

#  dnf list cobbler*
Available Packages
cobbler.noarch                                 3.3.4-1.el9                  epel
cobbler-selinux.noarch                         3.3.4-1.el9                  epel
cobbler-tests.noarch                           3.3.4-1.el9                  epel
cobbler-tests-containers.noarch                3.3.4-1.el9                  epel
cobbler3.2.noarch                              3.2.2-15.el9                 epel
cobbler3.2-tests.noarch                        3.2.2-15.el9                 epel
cobbler3.2-web.noarch                          3.2.2-15.el9                 epel
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ARM64 Windows 版 Google Chrome 安定版がリリースされたので使ってみる

Chrome ARM ダウンロード

これまで、ARM64 の Windows で利用できる、安定版のブラウザは

  • Microsoft Edge
  • Firefox

しかありませんでした。

このたび、安定版もリリースされましたので、より多くの方が ARM64 版 Google Chrome を利用できるようになりました。

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Docker Compose で Splunk インデクサークラスタ構成を作ってみる

この記事は Splunk Advent Calendar 2023 の記事です。

Splunk の検証環境について

Splunk は本番と同じパッケージで、60日間500MB取り込み可能なトライアル利用も可能なので、ちょっとした検証も簡単にできます。

基本的な検証ならそれで十分なのですが、インデクサークラスタの挙動とかの確認とかとなると

  • VM 作成するのが手間(例:サーチヘッダ、クラスタマスター一台ずつ、インデクサー3台)
  • 都度設定するのが手間

となり、ちょっと手間がかかります。

Splunk Docker イメージ

Splunk には、rpm や deb パッケージだけでなく、Docker イメージも提供されています。

これをつかって、インデクサークラスタを作ってみます。

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