アパートのエアコンを交換してもらった話

こちらの記事の続編です。ついにエアコンが交換されました。

アパートのエアコンを交換してもらう話

エアコンは大家さんの指定するものでしたがが、2002年製の National CS-D222A から2016年製の三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE225-W に交換となりました。

[H28.04.26]三菱電機 霧ヶ峰 MSZ-GE225-W

エアコンの相場は分かりませんが、メーカーサイトに旧製品として紹介されているので、処分特価として安く購入できたのかもしれません。 “アパートのエアコンを交換してもらった話” の続きを読む

アパートのエアコンを交換してもらう話

引っ越し後初めてのブログです。

引っ越し先は、場所・設備的には満足ですが、エアコンが古いことが気になりました。
大家さんに交換してもらうよう依頼した際の記録です。
快適な生活を送るためにも、誰かの参考になればと思い公開します。

交換のメリット

現在つけられているエアコンは National CS-D222A価格.com によると2002年7月に発売されたエアコンのようです。
本体に書かれている定格を参考に、最新のエアコンに交換した場合の電力消費量を計算してみます。
比較として、価格.comで売れ筋ランキング1位の パナソニック CS-225CF-W製品ページに書かれている定格を掲載します。

  • 冷房
    • 定格能力 2.2kW → 2.2kW
    • 定格消費電力 680W → 590W
    • エネルギー消費効率 3.24 → 3.73
  • 暖房
    • 定格能力 2.5kW → 2.2kW
    • 定格消費電力 670W → 470W
    • エネルギー消費効率 3.73 → 4.68
  • 冷暖房平均エネルギー消費効率 3.49 → 4.21

※エネルギー消費効率=定格能力/消費電力

カタログなどにも掲載される「消費電力量の目安」については基準が改定されているため比較できませんが、同じ能力でも消費電力が削減できることが分かります。

電気代は自己負担なので、大家さんの負担で交換していただけるのであれば、交換して電気代を節約したいものです。

大家さんはエアコンを交換してくれるのか

今回の契約において、書類の中に「賃貸住宅紛争防止条例に基づく説明書」というものがあり、

費用負担の一般原則について
(1) 住宅の使用及び収益に必要な修繕については、賃貸人の費用負担で行うとされています。
(例) エアコン(賃貸人所有)・給湯器・風呂釜の経年的な故障、雨漏り、建具の不具合

という項目がありました。
修繕が必要な状態であるが、修繕が難しい場合は買い替えのチャンスがあるかもしれません。

パナソニックのエアコンの補修性能部品の保有期間は10年ということで、今回は14年前で修繕は難しいという判断になるかと思います。

交換する理由

古い、電気代が高いだけでは交換してほしい理由としては不十分だと判断される可能性があるので、より説得力のある理由を考えます。

効きが悪いというのも一つですが、これは個人の感覚に頼ることになり微妙です。

エアコンには自己診断表示という機能があり、パナソニックのエアコンについてはこちらのページで情報が公開されています。
東芝のエアコンについても検索すると情報が公開されています。

これでなにか問題があるようならそれも併せて伝えると説得力が上がります。
実際に確認したところ、H98 で反応しました。

室内高圧過昇保護

解説
暖房運転時、室内機のフィルタが目詰まりしているとき等にお知らせします。

フィルタの目詰まりを確認しましたが、入居前に清掃されたのかごみ一つありませんでした。
これで効きにくいという感覚だけでなく、自己診断結果という証拠が得られました。

結果

大家さんに相談したところ、交換することになりました。
まずは業者が下見にきて、後日設置するという流れのようです。
(ちなみに、今のエアコンには大きなカメラ屋さんのシールが貼られています。)

3月中で予定の空いている日を聞かれたのですが、結局作業は4月以降になるとのことです。
3月は自分を含めて引っ越しシーズンですから他の方を優先して、エアコンは夏までに新しくなっていたらいいので、特に問題はありません。
(昨日まで寒い日が続いていたので、電気代を気にしながら暖房をつけてしまいましたが)