「明日やろうは馬鹿野郎」のため・・・

これからしばらくの間「明日やろうは馬鹿野郎」のため・・・
ではなくて、来週の27日(水曜日)から、学年末考査がスタートします。
3月4日(火曜日)まで続くので、今回の土日の更新はお休みします。
もしかしたら3月最初の土日も更新できないかも・・・ ということでよろしくお願いします。

ちなみに、タイトルになっている「明日やろうは馬鹿野郎」とは、この前の学年集会で行われた、3年生による進路の経験のお話の中で、最後の方が一番最後にいった言葉なので結構印象に残っています。
今回のテストは、このキーワードを元にがんばっていきたいです。

ところで、ここの高校の推薦入試が終わりました。
卒業した中学校からいったい誰が、知っている人が来るのかは不明ですから4月まで楽しみです。

パソコンのギモン(3) 「P2P」ってなに?

現在は法改正により、厳しくなっています。(H22.10.16)

Winnyを始めとしたP2Pソフトがよくニュースになっています。
実は、友達の会話の中でCabosというP2Pソフトの話題が出ていました。
第1回のウイルス対策ソフトは必要かどうかというところで、「Cabosはウイルス対策しないと危険」という話をしていました。
果たしてP2Pとはなんなのか、第3弾のテーマはP2Pソフトということで特集します。

P2Pソフト仕組み

逮捕者が出たり、ニュースになったりするのはP2Pソフトの中でも「ファイル交換ソフト」と呼ばれるものです。
たいていが、専用ソフトでダウンロードしたいキーワードを検索して、当てはまったものが一覧表示されます。
それをダウンロードしているのですが、この元データを持っているのは、同じソフトの使用者である自分たちにあるのです。

このブログをはじめとして、普通にブラウザを使っているサイトは、大きなサーバーに保存しています。
例えばこのブログは、文章を書いているのは僕個人ですが、あなたが見ているこの文章の元のデータはWindows Live Spacesのサーバーに保存されています。
これに対して、ファイル交換ソフトは大きなサーバーに接続することなく、個人のパソコンから直接ファイルを転送します。
だから、アップロードした人がパソコンの電源を切った時点で、ダウンロードすることは出来なくなります。
このブログがそうだったら大変ですよね。

個人と個人を結ぶ・・・ということで気づいたことはありませんか?
途中にサーバーを通さなくてもいいので、P2Pは電話に適しているのです。

ソフトの色々

上で、電話に適していると書きましたが、P2P技術はSkypeというIP電話ソフトに利用されています。
技術の利点を上手く活用して、無料で電話ができるという画期的なソフトです。
しかし、P2Pといえばファイル交換ソフトがすぐに思い浮かんでしまいます。
こうしたソフトは、Winny,WinMX,Gnutella系(Cabos/FrostWire/LimeWireなど),Shareなど日本や海外のソフトがたくさんあります。
中には、公式サイトが閉鎖されたものの、非公式サイトとして詳しい使用方法を紹介しているものもあります。

ファイル交換ソフト=違法?

かつてのP2Pソフトは、ルータやファイアウォールのポート設定を変更したりと面倒でしたが、今はそれを簡単にしたソフトもあり、手の届きやすいソフトとなっています。
名目上は合法ファイルを取引していると書いている本やサイトがありますが、実際有名アーティストの歌や、市販ソフトが無料でダウンロードできる状態です。
違法コピーは著作権法違反ですが、気にせず利用しているユーザーが多いです。
この記事を書いている時点での著作権法は、ダウンロード自体は「私的複製」となってるので、それを言い訳に大丈夫だといっています。

しかし、たいていのソフトがダウンロードしたファイルを他人に公開しています。
たくさんの人がアップロードしているから安定してダウンロードできるのです。
ということは、ほとんどの利用者が公衆送信権(著作権法23条)の違反ということです。
それに、違法ファイルだと分かっていながらダウンロードすることを法律で規制しようという議論も行われているので、「アップロードしなければいい」という考えも通用しなくなります。

ファイル交換ソフトを合法利用している人は1%もいないと思います。
利用者は逮捕される可能性も十分あります。

どうやったら身元が分かるのか?

ところで警察はどのようにして、違法アップロードを取り締まっているのでしょうか?
詳しいことは秘密でしょうが、IPアドレスが分かれば、利用者を特定可能です。
といっても、このような情報は警察でないと分かりませんが、一般の人でも「ANSI Whois Gateway」のようなWhoisサービスを利用したら国やプロバイダなどが分かります。
Whoisサービスは違法性は全くなく、迷惑メールの送信元を調べたりするときも使います。
ちなみに、IPアドレスはxxx.xxx.xxx.xxx(xは何らかの数字)の形で表示されています。

まとめ

今まで書いたとおり、「無料で最新音楽が手に入る」とか「安心・安全ダウンロード」ともてはやされて使っている人もいると思うファイル交換ソフトは、使用すると違法行為を行ってしまうのです。
本屋のパソコン本が置いてあるコーナーに行けば、こうしたソフトの解説本が未だに売ってありますし、友達から教えられてということで使ったことがある人も多いのかもしれません。
また、ファイル交換ソフトでは、別のファイルに見せかけてコンピュータウイルスが入っているというパターンもよくあります。

現在ファイル交換ソフト使っているという人は、そのソフトを今すぐ削除してください。
※ここで挙げたSkypeは大丈夫です。
ちゃんとお金を払って購入することに意味がありますし、音楽CDならばレンタルCDを使うなどしてください。

あなたが歌手でCDを出したときに、違法ダウンロードによって流通してCDは売れなかったらどういう気分ですか?
本当に「好きなアーティスト」ならば、無料で手に入れるのではなく、ちゃんとお金を払って買うのが本当の意味で「アーティストを応援している」のではないでしょうか?
これは、携帯電話の世界での「違法着うたサイト」なども同じになると思います。

全商パソコン入力スピード認定試験

土曜日(9日)は、全国商業高等学校協会(全商)主催のパソコン入力スピード認定試験がありました。
昨日は別のことを書いたので、今日はそのことを書きたいと思います。

僕の通うところは、工業科と商業系の総合学科を持つ高校なので、工業科の僕でも商業系の資格に挑戦できます。
情報処理検定、全商英検に続く3つめの全商主催の検定試験へ挑戦でした。

ルールは、紙で配られる日本語の文章を10分間に何文字入力できるかということです。
10分間で500文字以上入力できたら2級750文字以上なら1級1000文字以上入力したら初段!です!!(その後250文字おきに5段まである)
部活での挑戦だったので、Flashで簡易練習ソフトを制作し(実際は制作に時間をかけなかったので手抜き)問題集を横に練習していました。

タイピング簡易練習ソフトです
練習のためだけに作成したソフト、タイマーを仕掛けたり文字数を数えたりする機能を内蔵しており、ワンマン練習ソフトとも呼ばれる。
今後改良して公開予定

従来のタイピングソフトは間違えたキーを押すとそこで止まってしまったり、漢字変換をする練習ができなかったりとこの検定向きではありませんでした。
本番同様にWordで練習したらいいのですが、時間を計るのが面倒だったりするので、タイマーを内蔵したソフトを作りました。

しかし、練習中に問題が・・・ なんと学校のパソコンはWindows 2000 のIME 2000のままで誤変換が多いのです。
普通に使っている人はそれほど問題ないのかもしれませんが、スピード認定なので日本語変換も精度が大切なのです。
家ではATOKを使っていますが、学校も一太郎やATOKが入っていたらなぁと思う検定でした。

そして、自分で入力したのでその場で結果が分かるのもこの検定の特長です。
僕は2枚目まで行きましたが、ギリギリ1000文字届かずで1級でした。
※本当は文字の間違いがあれば1文字あたり2文字分減点されます。
年一回なので、来年こそ初段(1000文字)を取りたいと思った今日この頃です。

パソコンのギモン!-(2) 一日「一円」たまっていくサイト??

最近耳にした、パソコンについての「ギモン」について、どんどん特集していくコーナー、第2弾はお金がどんどん貯まっていくサイトの疑問を調べます。
第一回はこちら

とある日の休み時間に話題になっていたのですが、「携帯電話で1日1回サイトを見るだけで1円貯まっていく」ということです。
僕はそういう興味はなかったので話に加わっていませんでしたが、友達に紹介したらボーナスが加わるし、貯まったら銀行で交換できるそうです。
しかも、言い出した人は既に1800円近く貯めているとのこと、今回はそういうサービスについて特集します。

Q1.「紹介したらボーナス」は違法なネズミ講ではないのか?

家庭基礎の時間に、悪徳商法を勉強し、ネズミ講についても学習したばかりなので、 こういう意見が出ました。
こういうサービスは、最初に知っていたAさんがまだ知らないBさんに紹介したらボーナスポイントはもらえます。
しかしBさんが、新たにCさんに紹介してもAさんには全く利益はありません。
ネズミ講はどんどん紹介して、Cさんが加入してもAさんに利益があるサービスのことです。
よって、ここで違法性はありません

Q2.そのお金の出所は?詐欺行為・窃盗ではないのか?

たしかに、携帯電話だけでお金が出てくるのも不思議な話だと思います。
しかしながら、誰もだましていませんし、万引きや強盗といった窃盗行為でもありません。
※サービスで虚偽の登録、虚偽の情報を書いたら問題です。
その理由は「広告」です。コマーシャルといった方が分かり易いでしょうか?
一般的なテレビ放送が無料で見られるのも、Yahoo!やGoogleが無料で検索できるのも、このWindows Live Spaces他ブログサービスが無料で使用できるのも広告のおかげなのです。
※Windows Live Spacesは有料のHotmail Plusに加入していれば広告は表示されません。
広告がクリックされたら、そのクリックされたサービスの会社がお金を支払うという仕組みです。
その広告での収入を一般の利用者に分けるサービスで、なんの違法性もありません。

Q3.ネット上で貯めたお金はどうやったら自分たちの手元に来るのか?

この点は、サービスによって違いますので何ともいえませんが、銀行振り込みや電子マネーとして受け取りが可能です。
もちろん、銀行の場合は場合によっては手数料がかかるので注意してください。
電子マネーは有名なところではEdyに交換できるサービスが多いです。
コンビニなどの支払いにも使えて、手数料無料です。おサイフケータイ(FeliCa)対応の携帯電話を持っているなら、これをおすすめします。
しかし、換金するにはある程度ポイントをためることが必要となる場合があります。

Q4.広告クリック以外でポイントは貯まるのか?

この点も、サービスによって違いますが、保険などの資料請求をしたり見積もりやオンラインショッピングでも貯まるサービスもあります。
そのようなことを行えば、よりポイントがもらえます。
しかし、オンラインショッピングやクレジットカードなど、「アフィリエイトの自分完結版」(普通のアフィリエイトは自分で貼った広告は自分でクリック不可)というものもありますが、未成年は難しいです。

☆ まとめ

こういったサービスは違法性はありませんが、よほどのことをしない限り2000円も貯まりません。

それに、お金を支払っていないのでポイントで利用者側が何らかの損害を受けても、詐欺には当たりません。
それほど貯まらないなら、広告系ポイントサービスに登録しても意味がないと思います。
毎日こつこつとお金を貯めていきたい方、広告クリック以外にどんどん貯めていける自信がある方にはおすすめです。

パソコンのギモン!-「動画を見ることしかインターネットを使わないパソコン」ではウイルス対策は不要か?

最近耳にした、パソコンについての「ギモン」について、どんどん特集していくコーナーがスタートです!
ギモンがなければ始まらないので、不定期になると思います。

第一回はインターネットといっても動画しか見ないのに、ウイルス対策は必要ないのでは?という疑問です。
僕はその会話に加わっていなかったのですが、そういう質問の答えとして、「Youtubeがウイルスの原因だったら今頃大問題になっているからYoutubeしか見ないのなら安心」という質問を返している人がいたのには、本当におどろきました。
だから、そんな風に思っている中高生も多いのかな~っておもったのでここに特集します。

当たり前の話ですが、
インターネットを使う限りなんらかのウイルス対策はすべきというのが正しいです。
家族共用のパソコンなら、親が設定してくれるとは思いますが、「自分専用のパソコン」となると、自分が全部設定しなくてはならず、そういった知識のない人はおろそかになってしまうのかもしれません。

ちなみに、書いているとおり動画を見ること自体で感染することはありませんが、他の所から感染する可能性も十分あります。
※ここで紹介しているのは、動画を見ることしかしないという方にある危険性のほんの少しです、これだけ対策すれば完璧というわけではありません。

1.広告からクリックするパターン

今はどうだか知りませんが、Youtubeが日本語で表示されなかった頃(Googleに吸収される前)、動画の近くに表示される広告が派手で、うっかり広告をクリックしてしまうと怪しそうなサイトにつながる場合もありました。

また、別サイトですが、広告に「あなたのパソコンには深刻な問題があります。ここをクリックして解決してください。」とあり、その無料ダウンロードした(自称)対策ソフト自体がウイルスであるという場合もあります。

2.ウイルス・迷惑メール

たとえ、動画しか見ないといっても、電子メールを使う人もいると思います。
今のところなんの問題なく使えていたとしても、ある日突然迷惑メールが届くようになったりすると思います。

迷惑メール対策機能をほとんどのセキュリティソフトは持っていますが、迷惑メール対策のあるメールサーバー(Gmailなど)や、迷惑メール対策付きのメールソフト(Windows Live メールなど、Vistaは標準で対応)などがあります。

しかしながら、ウイルス対策ソフトを入れていなければ、表示しただけで感染するウイルスや、興味半分で開いてみた添付ファイルなどに感染してしまうこともあります。
また、メール自体はウイルスではなくても、迷惑メールのリンク先をクリックしたらそのサイトがウイルスだったという場合もあります。

おすすめは、ウイルスバスター(トレンドマイクロ)です。日本製で、機能や人気が高いです。
家でも使っていますし、3台まで使用できます(他は2代目以降は別料金となるソフトもある)。
といっても、2008になって軽いと評判が高いですが、XPでも初期の機種(CPUが1Ghz程度、512MBのメモリ)なら、かなり重いといった印象です。
中高生のマイパソコンの場合は、中古を安く入手して使っている場合もあると思うので、注意です。
何も、そういったソフトが入っていないパソコンを使うなら、お金はかかっても親に相談すべきです。
もちろん、AvastやAVGなど無料でもセキュリティ対策ソフトはあります。

親が、「そんなソフト使わなくてもいい」というのなら、そこから問題です。
Yahoo!知恵袋で、同じような質問があるので、こちらを開いてみてください。

もちろん、このブログをご覧になっている方のパソコンはウイルスの対策してますよね???

そういえば、ここに書いているのはWindowsの話です。
アップルのMacOSを使えば、Windows向けに作られた大多数のウイルスには感染しません。
新しくパソコンを購入するなら、Macという選択肢もあります。無理にWindowsを使う理由はないのです。
インターネットもできますし、個人的にはWindows Vistaよりもデザインがかっこいいと思います。

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