Docker Compose で Splunk インデクサークラスタ構成を作ってみる

この記事は Splunk Advent Calendar 2023 の記事です。

Splunk の検証環境について

Splunk は本番と同じパッケージで、60日間500MB取り込み可能なトライアル利用も可能なので、ちょっとした検証も簡単にできます。

基本的な検証ならそれで十分なのですが、インデクサークラスタの挙動とかの確認とかとなると

  • VM 作成するのが手間(例:サーチヘッダ、クラスタマスター一台ずつ、インデクサー3台)
  • 都度設定するのが手間

となり、ちょっと手間がかかります。

Splunk Docker イメージ

Splunk には、rpm や deb パッケージだけでなく、Docker イメージも提供されています。

これをつかって、インデクサークラスタを作ってみます。

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CentOS Stream 9 だけど Rosetta for Linux を使いたい

macOS UTM Rosetta for Linux

M1 / M2 Mac で VM を動かすために、UTM を使用しています。

基本的には ARM64 で動作しますが、x86_64 なバイナリを動かしたい場合、

  • QEMU で x86_64 エミュレーションをするか
  • Apple 仮想化で Rosetta for Linux を使う方法

があります。

QEMU で x86_64 エミュレーションの場合、カーネルなどもエミュレーションされるため、完全に仮想化されるメリットはありますが、起動にも時間がかかってしまいます。

Rosetta for Linux であれば、必要なバイナリエミュレーションされるため、起動などは高速です。

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iPhone と Android スマホの「反転(クラシック)」「色反転」の表示の違い

2023年7月28日(金)~ 10月29日(日)の間、六本木ミュージアムで行われている、櫻坂46展「新せ界」に参加しました。

※本記事内では展示のネタバレは含みませんので安心してご覧ください。

後半、色が反転した写真があり、iPhone ユーザーは「反転(クラシック)」に設定することでより楽しめるという展示があります。

初めてこの設定を使い、iPhone と Android の差分が気になったため、帰宅して記事にまとめてみました。

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Developer preview 版の VirtualBox for macOS / Arm64 (M1/M2) を使ってみる

M1 / M2 Mac で仮想化を行うために、

を使用する方法がメジャーです。

また、VMware Horizon も対応していますが、後発ということもあってかあまり情報がありません。

VirtualBox について

Intel Mac や Windows ではよく用いられている VirtualBox については

現在は「Developer preview for macOS / Arm64 (M1/M2) hosts」という扱いになっています。

日本語の情報を確認しましたが、「Windows ゲストは動作しない」という情報はありますが、Linux 系については情報が無く、もしかすると、テキストなら動作するかもしれない?ということで確認してみました。

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